社会を、少しでも住みよくしたい。
そんな想いで、公務員としての経験を活かしながら、大手外資系コンサルティング会社で仕事に向き合っていました。
世の中をよくすることに貢献したい。その一心で、生活はいつしか仕事が中心になっていました。
家族は、そんな私の働き方を尊重してくれていました。
01-01 JOURNAL / PROLOGUE
仕事も、家族も、自分自身も。SOLÉNÉAを始めるまでの想い。
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社会を、少しでも住みよくしたい。
そんな想いで、公務員としての経験を活かしながら、大手外資系コンサルティング会社で仕事に向き合っていました。
世の中をよくすることに貢献したい。その一心で、生活はいつしか仕事が中心になっていました。
家族は、そんな私の働き方を尊重してくれていました。
仕事を密度高くこなす毎日。ふと体調を崩してお休みしたとき、改めて家族のことを振り返りました。
私のために、自分の仕事を大きく調整してくれていた夫。
仕事に時間を使い、家事や一緒に過ごす時間が限られる中でも、「ママ頑張っているね」と理解してくれていた子どもたち。
私は、何を大事にしたかったのだろう。
仕事も頑張りたい。その気持ちはありました。そして、その土台には、家族が育っていく社会を、よりよくすることに貢献したいという想いがありました。
同じ頃、夫の昇進が決まりました。それもまた、これからの家族のあり方を見つめ直すきっかけになりました。
宝石への関心の入口は、息子たちとの時間でした。
息子たちは、マインクラフトの中でダイヤモンドやアメジスト、金などを集めることを楽しんでいました。それをきっかけに、天然石掘りの体験なども、一緒に楽しむようになりました。
子どもたちと石を探すうちに、私自身も鉱物や天然石、そして宝石の世界に惹かれていきました。
そんなとき、ふと思い出したのは、自分の人生の大切な節目に贈られたジュエリーでした。そのときの想いや記憶とともに、私に寄り添ってくれていたものたちです。
ジュエリーを見ると、その頃のエピソードや想いが、一緒によみがえってくるのです。
宝石学を学ぶ中で、宝石が長い時間をかけて育まれ、その輝きも一つひとつ異なることを知りました。その宝石との出会いも、一期一会。その価値や希少性に、改めて心が動きました。
色や形、内包物、光の表情。同じ種類の宝石でも、それぞれに違いがある。その個性が、一人ひとり異なる経験や価値観を持つ、私たちのあり方と重なって見えました。
誰かと同じでなくてもいい。それぞれに、その人ならではの輝きがある。
宝石に惹かれる気持ちと、人に届けたい想いが、少しずつつながっていきました。


これまで、子育てをしながら仕事にも力を尽くす人たちを、たくさん見てきました。家事や育児の時間をやりくりしながら、それぞれの場所で頑張っている。それでも、その努力が十分に評価されていないのでは、と感じる場面もありました。
仕事も、家族も、自分自身も大切にしたい。その気持ちを抱えながら日々を過ごす人たちに、私にできることはないだろうか。
自分にできることを探す中で、ふと思いました。
ジュエリーを通して、そんな人たちにエールを送ることができたら。
身につけるものを通じて、自分自身を大切にする気持ちや、挑戦する気持ちに寄り添うことができたら。
そんな商品を届けたいという想いが、SOLÉNÉAを始めようと思ったきっかけになりました。

まずは私自身が、大事なものを大事にしながら、起業に挑戦してみよう。
そして、挑戦する女性たちが、自分の大切なものを諦め続けなくても働ける会社を育てていきたい。
仕事も、家族も、自分自身も。どれも大切にしたいという気持ちを、働き方の中でも受け止められるように。
そして、ほかの誰かも、それぞれに異なる輝きを放つことを尊重していきたい。
そんな想いに駆られました。
それが、私の出した、一つの答えでした。